2023.06.27

岩崎恭子がプロジェクトリーダーに就任『着衣泳を広めるプロジェクト』を発表

一般社団法人日本スポーツSDGs協会は、昨年より東京2020 オリンピックフェンシング男子エペ団体金メダリスト見延和靖選手と推進する『折れ剣再生プロジェクト』に続く、第 2号案件として、この度 バルセロナオリンピック競泳女子平泳ぎ200メートル金メダリストの岩崎恭子がプロジェクトリーダーとなる『着衣泳を広めるプロジェクト』を駐日オランダ王国大使館大使公邸で記者会見を開き発表しました。

近年、日本を始め海外でも台風や記録的豪雨により、甚大な被害をもたらす水害が数多く報告されている中、万が一、自身が水害や溺れかけてしまったとき、溺れている人を見かけた時にどの様に対応をすれば良いかなど、まだまだ国内に拡がっていない状況の中で、より多くの人々が対応方法を理解し悲しい事故を防ぐため、水難事故ゼロを目指すためのプロジェクトとなっています。

今回プロジェクトリーダーとなった岩崎恭子は、

「私が着衣泳を体験したのが約20年前になります。波の出るプールで『服を着てどれくらい泳げるのか』というテレビの企画で初体験し、トップスイマーだったのにも関わらず…とても泳ぎづらかったという経験をしました。そして、2011年の東日本大震災の時に、着衣泳で命が助かったというニュースを知りました。その時に、もっと主導で、この大切さを広めていかなければいけないという想いが強くなりました。それから年に数回、講師として着衣泳のイベントを実施してきましたが、まだまだ普及できていないのが現状です。もっと多くの方に、着衣泳の重要性を知ってもらいたいという思いから、本プロジェクトのリーダーになりました」

と意気込みを話しました。 今後は、このプロジェクトを中心として、『学校授業での着衣泳の実施』や『全国自治体ごとのプログラム実施』、『日本水泳連盟との普及活動』『小学生向け着衣泳本の発刊（誠文堂新光社より今冬発刊予定）』、『番組制作（岩崎恭子の水辺安全大作戦」～ライフジャケットと着衣泳で生き残れ～・GAORA SPORTS）』などの活動を行っていく予定です。新たなプロジェクトにつきまして、ぜひご注目ください。