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折れ剣再生プロジェクト発足記者会見実施

一般社団法人日本スポーツSDGs協会設立

一般社団法人日本スポーツSDGs協会(所在地:東京都中央区,代表:鈴木朋彦)は、国連を中心に2030年までに持続可能な社会を目指すSDGsの17の課題に対して、スポーツそしてアスリートこそが、SDGs達成に向けたラスト1マイルを担う存在になり得ると定義し、昨年の6月に同団体を設立しました。東京2020オリンピック後に、フェンシング エペ団体で金メダルを獲得した見延和靖選手との出会いをきっかけに、この度『折れ剣再生プロジェクト』を発表に至りました。

フェンシング見延和靖『折れ剣再生プロジェクト』概要
名  称
折れ剣再生プロジェクト
発 起 人
見延和靖(NEXUS FENCING CLUB / 東京2020オリンピックフェンシング男子エペ団体金メダル
企画運営
一般社団法人日本スポーツSDGs協会
協  力

公益社団法人日本フェンシング協会
武生特殊鋼材株式会社(所在地:福井県越前市、代表取締役社長:河野通郎)
http://www.e-tokko.com/profile.php
課  題
課題
目  的
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、様々な形でサスティナブルな社会実現のための施策が講じられ、レガシーを残している中、その流れを継承すべく、フェンシングの現役アスリートである見延和靖選手が発起人となり、日本代表選手たちが活動している中で、練習や試合で折れた後は今まで産業廃棄物として扱われていた「フェンシングの折れた剣(フェンシング剣はマルエージング鋼と言われる非常に高い強度を誇り、貴重な金属で作られている)」に着目し、折れた剣の再利用策を検討し、サスティナブルな社会に貢献していく。

目標として、フェンシングという競技の認知向上、また、フェンシング選手一人一人が自身の置かれている競技環境や道具に対する理解促進、また、フェンシングという競技に触れてもらう機会の創出と競技人口を目指すと同時に、この活動が、多くの社会と接点を持ち、スポーツ自体の価値向上および振興だけでなく、地域振興・文化振興、産業発展、教育などに繋げていくことを目指していく。
ロゴマーク
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座  組
ナイフの場合の試作行程
①練習や試合で折れてしまう剣をフェンシング協会協力のもと回収 ①練習や試合で折れてしまう剣をフェンシング協会協力のもと回収 ②折れた剣を再利用品に合わせて切断(武生特殊鋼材にて) ■試料外観 試料外観 ■切断 切断 ③切断したマルエージング鋼を熱間鍛造(武生特殊鋼材にて) ③切断したマルエージング鋼を熱間鍛造武生特殊鋼材にて ④熱処理、研削、柄取付しナイフへ(武生特殊鋼材にて) ④熱処理、研削、柄取付しナイフへ武生特殊鋼材にて 折れた剣の圧延および再利用品の制作に関しては、見延選手の地元、福井県越前市にある武生特殊鋼材株式会社(代表取締役社長河野道郎)にて実施。再利用品は、ナイフ、包丁やメダル、将来的には越前市の伝統工芸品である越前打刃物への加工や、日本で生産・加工が行われていないフェンシング剣への再生・再制作を目指し、練習や体験用のフェンシング剣で活用いただき、未来のフェンサー・フェンシング界でも様々な場面で活用できるリサイクルを目標としてまいります。 再利用品の活用方法に関しては現在関係各所と調整中です。
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